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株式会社Reproで働き始めてから3ヶ月経った

Reproで働き始めてから3ヶ月経った。経ってしまった。

入社してから、ではないのは、始めの2週間はフリーランスとしての契約だったため。正社員としての入社は4/1からなので、社員として2ヶ月半を過ごしたことになる。時間が経つのが早すぎる。

なんで3ヶ月経った時点でブログを書いているかというと、一瞬で会社を辞めることも無くはなかったしそもそもアウトプットするほど大した仕事をしていなかったから。

まだまだだけど最近はできそうなことを少しずつやっている感じで一旦「僕はReproの社員です」と名乗ってもいいか、という自分なりの解を得たので、

そろそろちゃんとパフォーマンス出していかないとという戒めも込めて自分のためにも振り返りと、あわよくばこれをもってReproという会社に興味を持ってくれる人がいてくれたらと思い思考を垂れ流しつつ記事に落とす。

何をしているか

今自分はSREチームとして働いている。SREチームの定義でいうとまぁやっぱりメルカリのそれに近くて、

可用性の向上、パフォーマンスの担保、開発環境の効率化を軸に機能開発以外の開発を全て見る、という方針で動いている。

とはいえ扱うミドルウェアからサービスまでとても幅広く、多くのOSSを採用していることから身につけるべき知識は大量にあり、 高パフォーマンスを維持するためのシステムの複雑度もあり最初の1ヶ月はただただ翻弄されていたように思う。

少しずつ深いところに手を出しつつあるが、入社当時は「docker is 何」状態だったこともあり苦労が絶えない。

流石になんでもやりますと言って全て中途半端な状態は良くないので最近は専門性を持つことになっていて、自分に関してはデータストアを中心にインフラに近いところでコードを書く仕事をしている。

主に触っているものを挙げると以下の通り。

AWS

  • cloudfront/s3/ec2/elb/rds(aurora)/elasticache/route53/sqs/などの一般的なウェブアプリケーションに使用するもの
  • ecs
  • lambda
  • cloudwatch
  • emr
  • その他これらに付随するacm/kms/iam等を使った権限やパラメータ管理

OSS/PaaS

大体terraformとにらめっこしていたり、ミドルウェアのバージョンを上げたり、他チームから挙がってきた機能追加に合わせてパフォーマンス監視したり、コードレビューをしたりされたりしている。

いまいまでいうとドメイン分離(静的サイトとアプリケーションの分離)、ridgepoleを運用に乗せるにあたって発生した諸々(fk貼り直しとか)の作業と、emr cluster周りの設定の確認と見直しをやっていて、少しずつデータストアに作業がよってきている。わからないことだらけで辛いがわかるようになるのは楽しい。

なぜReproに入ったか

そもそもなんでReproを選んだかというとスピード感のある組織の中で働くイケてる開発メンバーに惚れ、イケてる開発に携わりたいと思ったからだった。 どの辺がスピード感があるかというと、「とりあえず会社に遊びに来てください」ということになり会社に遊びに行ったところ、会議室に入って15分でその日からお試しで働くことになったことがまず筆頭に挙がる。

エンジニアの採用は採用する側もされる側も大切な意思決定であるにも関わらず、入社するまでの間に100%お互いの意思をすり合わせることは難しい。 個人的には「とりあえず一緒に働いてみる」が一番手っ取り早い手段だと思っている。趣向や技量を把握するのにこれ以上効率的なことは無く、表面上の経歴や上辺だけの会話より遥かに確度は高いと思う。

そんなわけで働き始めると、当初聞いていた以上に高い技術力で作業をこなすメンバーばかりで控えめに言ってビビった。 登壇を良しとする社風があるのでCTOのjoker氏を筆頭に勉強会やカンファレンスで登壇するメンバーもおり、かっこよい。

実際に入ってどうか

日々多くの知識を持っていないと進められない業務があり辛い。1つわからないことを調べると10個くらいわからないことが増える気がする。 スタートアップなのでそれなりのアウトプットは求められており、期待に達しているかどうかでいうと censored。 GRITを読み自分を鼓舞しながらなんとかやっているというのが実際のところ。

関係ないけどGRITはいいぞ。人生という荒波に立ち向かう勇気を無くした際は是非読んでください。

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

GRITの紹介終わり。

とはいえ技術力の高いメンバーに囲まれているので刺激になるし、相談すれば答えてくれるし、エンジニアとして幸せな環境だと思う。

本音を言えば不満も少なからずあり、小さいものでいうと会社をハードウェアとして見ると前職にはどうしても見劣りする(狭いとか)点や、入った当初考えていたこと(具体的にはグロースハックにもともと興味がありそういった知見を得たい)が今このままだと達成できない(それどころじゃない)というようなこともあるが、どこにいったって100%やりたいことをやるにはそれなりに"“力”“が必要でその能力を今持ち得ていないという背景がありやるべきことを粛々とやるフェーズということで納得することにしている。

これから何をするか

直近1ヶ月は分散データストアというものにフォーカスして安定性/パフォーマンスの向上に寄与したいと思っている。 ちょうど今日は、デフォルトの max open files count4096 であるpresto processが稀に上限に引っかかって例外を起こすので custom bootstrap actionでulimitで調整するPRを出した。そんな感じのことを引き続きやっていきたい。

Reproに興味のある方がいたら

多分ですけどギークっぽいエンジニアの方が趣向は合うと思います。僕は非ギークです。 AWSOSSにたくさん触れたい、技術力を持ったメンバーと一緒に仕事をしたい、大量のアクセスを捌く経験がしたい、そんなエンジニアは面白そうだと思ったら一回遊びに来たらいいんじゃないでしょうか。wantedlyで募集してますよ。

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よろしくお願いいたします。